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新型エクストレイルで後悔しない選び方とは?購入前の注意点まとめ

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新型エクストレイルで後悔しない選び方とは?購入前の注意点まとめ

新型エクストレイルを購入しようと考えている中で、「後悔しないか不安…」と心配している方も多いのではないでしょうか。確かに、魅力的なポイントが多い一方で、「乗り心地が悪い」「価格が高い」「受注停止になっていた」など、ネガティブな意見も一部に見受けられます。

この記事では、新型エクストレイルに関して後悔しやすい点を中心に、一番人気なグレードや事故に強いですか?といった安全性能、どの年齢層に人気がありますか?というユーザー層の傾向も含めて、購入前に知っておきたい情報をわかりやすくまとめました。

また、「でかい」と言われるボディサイズのデメリットや、「売れ行きが悪い」「街であまり見かけない」といった実際の販売状況にも触れています。新型なのに「ひどい」という声の真意や、価格に見合う価値があるのかも解説しますので、購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • 新型エクストレイルの「乗り心地が悪い」と感じられる理由
  • 価格が高く感じられる背景やコスト感の違い
  • 受注停止や見かけないと言われる背景
  • 購入前に知っておくべき選び方のポイント
目次

新型エクストレイルで後悔しやすい注意点

xtrail
引用:NISSAN
POINT
  • 乗りが心地が悪いと感じる実態とは
  • 価格が高すぎると感じる?
  • 受注停止の理由と影響とは?
  • 売れ行きは?見かけない理由を解説
  • ボディがデカいというデメリットがある?

乗りが心地が悪いと感じる実態とは

乗りが心地が悪いと感じる実態とは

新型エクストレイルについて、「乗り心地が悪い」と感じる声が一部で見られますが、これは主に後部座席や3列目シートの設計によるものです。

まず、2列目のシートに関しては、座面や背もたれの形状がやや平坦で、身体のサポート性に乏しいとされています。カーブの多い道や長距離ドライブでは、乗員の身体が安定せず、疲れを感じやすくなる可能性があります。また、座面がやや低いため、大人が座ると太ももが浮きやすく、リラックスできないという意見もあります。

さらに3列目シートはスペースに限りがあり、座り心地は明らかに緊急用や子ども向けの仕様です。座面が薄く、足元や頭上スペースも狭いため、大人が長時間座るのは厳しいでしょう。

これらの点から、前席の快適さに比べて後部座席の乗り心地に差があり、「乗り心地が悪い」と感じる人が出てきているようです。快適性を重視するのであれば、購入前に後部座席も含めた試乗をおすすめします。

価格が高すぎると感じる?

価格が高すぎると感じる?

多くの人が新型エクストレイルの価格を「高い」と感じる背景には、先代モデルとの価格差と、装備・性能に対する費用感のギャップがあるようです。

先代のT32型エクストレイルは200万円台でも購入可能でしたが、新型のT33型では、最安グレードでも約360万円からと、価格帯が一気に上昇しました。さらに、人気のある上位グレードや4WD・3列仕様にオプションを追加すると、500万円を超えるケースもあります。

一方で、競合モデルであるトヨタRAV4やマツダCX-5などは、同じような価格帯ながらも、ラグジュアリーな内装や高出力エンジンを搭載していることが多く、「価格に見合った価値がある」と感じさせやすい設計となっています。

このように考えると、新型エクストレイルの価格が高く感じられるのは、購入者が求める内容と、実際の仕様との間にズレがあるからかもしれません。ただし、e-POWERによる滑らかな走行や高い安全性能、4WDの走行安定性など、価格に見合う価値がある点も多数存在します。あとは、どの装備や性能に重きを置くかによって、評価が分かれる部分といえるでしょう。

受注停止の理由と影響とは?

受注停止の理由と影響とは?

新型エクストレイルが一時的に「受注停止」となったケースは、主に生産体制や部品供給の問題によるものです。これは他の車種でも見られることであり、特に半導体不足の影響は自動車業界全体に広がっています。

日産エクストレイルの場合、人気グレードに注文が集中し、需要に対して供給が追い付かない状況が生まれたことが大きな要因のひとつです。加えて、複雑なe-POWERシステムや先進安全装備の搭載により、製造工程が高度化していることも、生産の遅れにつながっています。

この受注停止によって起きる影響としては、まず購入希望者が納車まで長期間待たされる可能性があることです。また、希望グレードやオプションの選択肢が一時的に限られることも考えられます。中古市場では新型車の流通量が少なくなることで、価格が高止まりする傾向も見受けられます。

いずれにしても、受注停止はあくまで一時的な措置である場合が多く、状況が改善すれば再び注文できるようになる見込みです。購入を検討している場合は、ディーラーに最新の情報を確認しておくと安心です。

売れ行きは?見かけない理由を解説

売れ行きは?見かけない理由を解説

新型エクストレイルは、登場時には注目を集めたモデルですが、「あまり見かけない」と感じる方もいるかもしれません。これは売れ行きが他のSUVと比べて控えめであることが理由の一つです。

2024年7月時点の販売台数データによると、エクストレイルは国産SUVとしては27位に位置しており、他の人気SUVであるトヨタ・ハリアーやホンダ・ヴェゼルと比べると販売数で差があります。たとえばハリアーが6,000台以上を販売しているのに対し、エクストレイルは約2,700台と半分以下です。

この差が生まれる背景には、価格帯や3列シート仕様の実用性、デザインの好みの分かれやすさなどが影響しています。また、受注停止や納期の長期化などのタイミング的な問題も影響しており、街中での“見かけなさ”につながっている可能性があります。

そのため、必ずしも人気がないというよりは、価格や仕様の選択肢、供給の不安定さなど複数の要因が絡んでいると考えられます。

ボディがデカいというデメリットがある?

ボディがデカいというデメリットがある?

新型エクストレイルは、全長約4,690mm・全幅1,820mmという堂々としたサイズ感を持つミドルサイズSUVです。見た目の存在感や室内の広さは魅力的ですが、都市部で使用する際にはいくつかのデメリットもあります。

まず、全幅が1,800mmを超えているため、細い路地や狭い駐車場では取り回しがしにくくなるケースがあります。とくに日本の都市部では、駐車スペースが限られている場所が多く、「もう少し小さければ…」と感じる場面もあるでしょう。

また、運転に不慣れな方にとっては車両感覚がつかみにくく、擦りやすかったり、接触のリスクが高くなることもあります。大きなボディは視界も広がる反面、死角も増えやすく、注意が必要です。

加えて、全高も1,740mm近くあるため、一部の立体駐車場では制限にかかる可能性もあります。買い物施設や駅ビルの駐車場を頻繁に利用する方は、事前に高さ制限の確認をしておくと安心です。

このように、ボディが大きいことには居住性や積載性といったメリットがある一方、都市部の取り回しや駐車環境では気を付けるべき点もあります。利用シーンに応じたサイズ選びが重要です。

新型エクストレイルを購入して後悔を防ぐ選び方とは

POINT
  • 一番人気なグレードは?購入の指標に
  • 事故に強いですか?安全性能を比較
  • どの年齢層に人気がありますか?傾向を解説
  • 他のSUVと比較した価格メリット
  • 適したユーザーと使い方を確認
  • 購入前に試乗で確認すべき点

一番人気なグレードは?購入の指標に

一番人気なグレードは?購入の指標に

新型エクストレイルで最も人気が高いとされているのは「X e-4ORCE」グレードです。理由は、装備のバランスと価格の納得感にあります。

このグレードは4WD専用で、日産独自の電動駆動システム「e-POWER」に加えて、前後モーター制御による高度な4WD制御技術「e-4ORCE」を採用しています。街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで使いやすく、走行安定性や静粛性も高く評価されています。

また、「X e-4ORCE」は7人乗りの3列シート仕様も選べるため、ファミリー層からの支持も厚いです。装備面でも、先進安全装備やプロパイロット機能が標準で搭載されているため、必要な機能が最初から備わっており、後悔の少ない選択になりやすいでしょう。

グレード選びで迷った場合、この「X e-4ORCE」を基準に考えてみると、自分に合った仕様を見極めやすくなります。

事故に強いですか?安全性能を比較

事故に強いですか?安全性能を比較

新型エクストレイルは、現代のSUVとして十分な安全性能を備えています。実際のところ、事故に強いと感じられる理由はいくつかあります。

まず、先進運転支援システムとして「プロパイロット」を搭載しており、高速道路などでの自動追従走行や車線維持支援によって、事故の予防に大きな効果を発揮します。また、インテリジェントエマージェンシーブレーキや前方衝突予測警報(FCW)など、衝突リスクを回避するための機能も豊富にそろっています。

加えて、万が一の衝突時でも、車体構造に衝突安全性がしっかりと反映されており、衝撃吸収や乗員保護の面でも高い水準です。日産の他車種と比較しても、エクストレイルは安全機能の充実度が非常に高く、安心感のある選択肢と言えるでしょう。

もちろん、過信は禁物ですが、事故リスクを下げる装備が充実しているのは、運転に不安を感じる方にとって大きな魅力となります。

どの年齢層に人気がありますか?傾向を解説

エクストレイルはどの年齢層に人気がありますか?傾向を解説

新型エクストレイルは、30代から50代の幅広い年齢層に支持されています。とくに子育て世代のファミリー層や、アウトドアを趣味とするアクティブな層からの評価が高い傾向にあります。

この車が支持を集める背景には、室内の広さや快適性、そして先進的な運転支援技術の搭載があります。2列シート仕様ではラゲッジスペースに余裕があり、3列シート仕様では7人乗りとしても活用できるため、家族でのレジャーにも対応しやすいのが特徴です。

また、都市型SUVらしいモダンなデザインや、高速道路でのストレスを軽減するプロパイロット機能も、働き盛りの世代に好まれています。一方で、コンパクトSUVに比べると車体サイズがやや大きいため、若年層や運転初心者からは敬遠されがちな面もあります。

こうして見ると、ライフスタイルや使用目的に応じて評価が分かれる部分はあるものの、主に子育て世代やアウトドア志向の中堅層にとって、非常に魅力的な選択肢となっていることがわかります。

他のSUVと比較した価格メリット

エクストレイルを他のSUVと比較した価格メリット

新型エクストレイルは、同クラスの国産SUVと比べて価格面でのメリットがあるモデルです。たとえば、競合するトヨタ RAV4 ハイブリッドやホンダ CR-V、マツダ CX-5といった車種と比べた際、エクストレイルのエントリー価格はやや抑えめになっています。

具体的には、RAV4ハイブリッドが約358万円〜、CR-Vは約392万円〜であるのに対し、新型エクストレイルは約319万円〜という設定です。これにより、同等の装備や走行性能を求めるユーザーにとって、コストパフォーマンスの高さが魅力といえるでしょう。

また、全車に電動駆動のe-POWERが搭載されているため、静粛性や燃費性能も一定のレベルに達しています。競合車と比べてパワートレインに差がある場合でも、走行の滑らかさや扱いやすさでは好評価を得ています。

一方で、上位グレードにオプションを多数追加すると500万円を超える場合もあるため、予算に合わせたグレード選びが重要です。価格に対する価値を重視するなら、ミドルグレードでも満足度は十分に高いでしょう。

適したユーザーと使い方を確認

エクストレイルに適したユーザーと使い方を確認

新型エクストレイルは、走行性能と実用性をバランスよく備えているため、特定の用途に限らず幅広いユーザー層に適しています。とくに適しているのは、ファミリー層やアウトドア志向の方、そして郊外や地方での使用をメインとする方です。

この車は、2列または3列シート仕様が選べるため、用途に応じて柔軟に対応できます。たとえば、子どもの送り迎えや週末の家族レジャーが多い家庭では、広い荷室や後席の居住性が大きな利点となります。

また、e-4ORCE(電動4WD)による優れた悪路走破性があり、キャンプやスキーなどアウトドアを楽しむ人にも頼もしい存在です。さらに、高速道路での長距離移動ではプロパイロットの支援によって疲れにくい運転が可能となります。

一方で、街中中心でのコンパクトな取り回しを求める方や、狭い駐車場が多い環境ではサイズがやや大きく感じられるかもしれません。その場合は、取り回しの良さを重視したSUVとの比較もおすすめです。

購入前に試乗で確認すべき点

新型エクストレイルを購入する前には、必ず試乗をして実際の乗り心地や操作感を確認することが重要です。カタログスペックや口コミだけではわからない感覚的な部分が、購入後の満足度に大きく影響するからです。

まずチェックしておきたいのは、加速感とブレーキのフィーリングです。e-POWERはアクセル操作に対してリニアに加速しますが、人によっては「出だしが穏やかすぎる」と感じる場合もあります。また、「e-ペダル ステップ」による減速特性も好みが分かれるポイントです。

さらに、シートの座り心地や後席のスペースも実際に体験してみましょう。特に3列目シートを検討している場合は、実際に座ってみると「予想以上に狭い」と感じることがあります。荷室の使い勝手やシートアレンジも、積載シーンをイメージしながら見ておくと安心です。

最後に、運転席からの視界や車両感覚も忘れず確認しておきましょう。車幅がやや広めなため、狭い道や駐車が苦手な方にとっては、操作性が購入判断の決め手になることもあります。

このように、試乗を通じて「自分にとっての乗りやすさ」を具体的にチェックすることが、新型エクストレイルを後悔なく選ぶための大切なステップになります。

新型エクストレイルで後悔しないための注意点まとめ

  • 後席や3列目の乗り心地に不満が出やすい
  • 価格が先代より大幅に上がっている
  • 上位グレードでは500万円を超えることもある
  • 受注停止により納車が長期化しやすい
  • 希望グレードやオプションが選べない場合がある
  • 販売台数が伸び悩み、街中で見かけにくい
  • ボディサイズが大きく取り回しに注意が必要
  • 一部の立体駐車場に入らない可能性がある
  • 人気グレードは「X e-4ORCE」でバランスが良い
  • プロパイロットなどの先進安全装備が充実している
  • 30代〜50代のファミリー層に特に支持されている
  • 他SUVより価格が抑えられているグレードもある
  • アウトドア志向や地方使用に適している
  • 試乗で後席や荷室の使い勝手を確認すべき
  • 加速やブレーキのフィーリングは好みが分かれる
目次